
動画でセールスするとなぜ効果的なのか?動画とセールスの相性と、またいままでの動画の問題点と解決策について解説します。
なぜ動画でセールスするのか?
メラビアンの法則、別名3Vの法則と呼ばれている法則があります。これはアメリカ人の心理学者が提唱したもので、話してが聞き手に与える影響を数値化したものです。
3Vとは「Verbal(言語)」「Vocal(聴覚)」「Visual(視覚)」を表してします。ネット上には3つのデータ形態がありますが、この3Vすべてを満たしているのは動画だけなのです。
文章はVerbalだけであり、画像はVisualだけです。一方動画はVerbal、Vocal、Visualの3つとも入っています。
それにより視聴者に与える情報量は膨大なもので、画像だけに比べて5000倍以上と言われています。
セールスにおいて多くの情報を伝えることができるのいうのは大きなメリットです。ネットではないオフラインのセールスで考えてみればすぐにわかるでしょう。手紙よりチラシ。手紙より電話。それらより直接 会話した方がセールス効果は高いのです。
たくさんの人に動画を見てもらう
直接会って会話をし、コミュニケーションを取りながらセールスに結びつけるのはセールスの基本です。車や家のような超高額商品や、保険のように長期に渡って定期収入が望める商品であればそれでもいいでしょう。
しかしそこまで高額ではない商品を、都度 会ってセールスをしていては売上には限界があります。3万円の商品を売るために、毎回合う場所をセッティングし、1時間会話をしたところで1日に1本売れるとは思えず、とてもビジネスとしては成立しません。
そこで動画の出番です。動画は確かに直接会ってコミュニケーションをとるセールスには劣ります。相手の人間性を見て、どんなトークが相手に響くかを知り、最適な提案をすることはできません。
しかし見てもらうことができる「数」が圧倒的です。たとえばあとで説明するように1,000人に見てもらうことなど、それほど難しいことではありません。広告を使えば1万人に見てもらうことだって可能ですし、10万人だって可能です。またYouTuberと言われる人たちは広告を使わずにそれくらいの規模の視聴者の獲得ができています。
これがネット上で動画を使ったセールスをする最大のメリットです。
実際に1万人に会うことなんて現実的ではありません。1日に10人に会って1時間セールスしたらそれだけで10時間。移動時間など考えるとそれでも不可能でが、仮に10人だとしても1万人に会うまでに3年かかります。しかも自分と近い場所に住んでいる人にしか会うことができません。
「会う」に比べると劣るけれども、それでも画像の5000倍以上の情報量を、世界中にいるたくさんの人に届けることができる「動画」が、セールスにおいて効果的な理由がおわかりいただけたでしょう。
ネット広告で動画を見てもらう
ではどのようにしてたくさんの人に、あなたが作った動画をみてもらえばいいのでしょうか?
まずは広告です。インタラクティブ動画は直接動画を修正するわけではなく、通常の動画に演出を加えている仕組みですので、動画広告にインタラクティブ動画を出稿することはできません。
ですからランディングページやブログにインタラクティブ動画を掲載し、そこに広告でアクセスを呼んでくるという手順になります。

つまりアクセスを呼んでくるという、いわゆる普通の広告の形です。Google広告やfacebook広告が有効です。
さらにお勧めしたのがYouTube広告です。
先程書いたようにインタラクティブ動画をYouTube広告にすることはできません。そのためYouTube広告では冒頭の30秒ほどを出し「続きはこちら」としてアクセスを呼んでくるようにします。
Google広告やfacebook広告と違い、YouTubeですでに広告を動画で少しだけ見ているため、その後もインタラクティブ動画を見てくれる可能性が高いといえます。
いずれにしてもネット広告でアクセスを呼んでくることは非常に簡単です。
独自の媒体で紹介する
これがもっとも効果的です。つまりメールマガジンやLINE、twitter、facebookなどであなたの読者やフォロワーに告知して、動画を見てもらうのです。
これも同じくランディングページやブログにインタラクティブ動画を設置し、そこにアクセスを呼ぶ流れになります。
とくにPUSH型メディアであるメールマガジンは安価で効果が高いため、お勧めです。LINEもPUSH型ではありますが、配信コストが高額になる場合が多く、安価とは言い切れません。そこでぜひメールマガジンの読者をたくさん集めてください。
メールマガジンの読者を集めるには、なんらかのプレゼントが必要です。読者になってくれたらそのプレゼントを渡すわけです。
そのプレゼントには動画がいいでしょう。メルマガ読者になってくれたら、すぐにお礼の動画を送る設定をします。お礼が動画なので、そこから本来みてもらいたいインタラクティブ動画に誘導することで、高い視聴率を得ることができます。
その手順はまず「読者になったらプレゼントを差し上げる」というランディングページを作成します。そしてそこに広告でアクセスを呼びます。
プレゼントに魅力があれば読者がどんどん獲得できます。そして読者に対してインタラクティブ動画を告知するのです。
メールマガジンはソフトを購入して自社サーバに入れるか、月額で借りる方法があります。
弊社で販売している戦略メールはその両方から選べます。
メールマガジンでは文章を中心にコミュニケーションをとり、またインタラクティブ動画へ誘導するという使い方をしてください。それが動画をコンスタントに見てもらえるもっともよい方法です。
24分の動画を42%の人が最後まで見てくれた方法とは?
以前DoGaのプロモーションを動画で行ったことがあります。なんと24分ものかなり長時間の動画でした。


通常これだけ長く、しかもプロモーション動画です。売り込まれることがわかっている動画ですから、100人が再生を開始し、そのうち最後(24分)まで5人が見てくれれば良い方でしょう。
つまり5%でもそれほど悪くないのです。1000人が見てくれれば50人が最後まで見てくれるわけです。
しかし・・・なんと実際には42%という異常に高い数値を得ることができたのです。
最後まで見てくれた割合を「完全視聴率」と呼ぶ。42%という数字は以下の計算により算出した。
DoGaで取得した「再生開始数」は1,268回であった。そのうち終盤に出現する「登録フォーム」の表示数は535回であった。
よって
535 / 1268 = 0.421
という計算により、完全視聴率は約42%となる。
3分程度の短い動画であれば42%も不可能ではありません。それでもかなり工夫が必要です。しかし24分の動画を42%の人が見てくれた事実は普通の動画であればほぼ不可能です。
まさにこれがインタラクティブ動画の力なのです。
少々長いセールス動画でもDoGaを使えばかなりの人が飽きずに最後まで見てくれることでしょう。